大阪教区教化センターは、教区教化委員会の願いとして1987年1月1日に発足、設置された。発足当初に、目標・理念・方向として定められたものは、現在、規約の第1条に「真宗同朋会運動推進必要な研究、調査及び点検並びに教化を推進する人材の育成を行うため」とあらわされ、以下のように業務を掲げ、活動を行っている。
(1)真宗教学、教化及び儀式の研究に関する事項
現代教学研究班、教学儀式研究班、歴史研究班、教化研究班、
人権研究班、教区教化点検班が設置できるようになっている。
また、必要となれば、他の課題を研究するための研究班も
設置できる。
(2)教区教化委員会の活動に必要な事項
教区教化委員会の所管事業である「戦争展」のパネル・物品
の保管・管理も行っている。
(3)「御堂文庫」の管理及び運営に関する事項
現在、2万冊を越える蔵書となり、貸し出しには、システム
を導入して管理・運営をスムーズにしている。
(4)教学研修院に関する事項
教学研修院は、3年を1期としている。それは、「教義の宣
布と儀式の執行を現に行っている我われにおいては、そのこ
とに自信をもって主体的に関わる意欲を喚起することが急務
である。それにはまず、仏教に学ばねばならない」と趣意に
謳っている。
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